現場に入った当初は、でき上がった製品の量の多さにとにかく驚きました。「1日にこんなに作るんだ」とびっくりしたのを覚えています。製造の現場を今まで知らなかったというのもありますし、身近に手術を受けた人もいなかったのですが、こんなにもこの製品を必要としている人がいるのかと知り、自分が関わっていることの重要性を改めて感じました。

現場では、医療用カテーテルを作る最終工程に所属しており、顕微鏡でなければ確認できない程の製品が良品かどうかを、見極める業務を行っています。業務を始めた当初は、どれが不良品なのか区別するのが難しく不安に思うこともありましたが、先輩方に丁寧に教えていただいたおかげで、一人で業務をこなせるようになりました。気さくに相談できる、そんな雰囲気を作ってくださったことには、とても感謝しています。今後は、私も同じように新人さんが相談しやすい雰囲気づくりを行い、働きやすい現場をつくっていきたいと思います。